個人戦向きか団体戦向きか?
これはヒトによって違う。
職種や業種によっても異なると思うが、
個人事業やフリーランスが向いている人と
組織で多くの人と関わりながら業績を上げていく人は違う。
当然、どちらがいいというわけでもないし、
正解があるわけでもない。
すべてはその人の人生観と志で決めればいい。
ひとりの職業人としてというだけでなく、
これは、社長でもタイプによって分かれる。
・ 社長=個人事業が向いている人。
・ 技術や営業の中心になり先頭に立って10人くらいの組織で業績を上げる人。
・ 数人のマネージャーを動かしながら30人くらいの組織が向いている人。
・ 複数の部門長と協力しながら100人くらいの組織で業績を上げる人。
など。
社員として働いている人を見ていても
その人の性格や経験によっても
その人の好みによっても一番合っている場所は変わる。
時代も変わった。
自分の専門性を生かしながら
フリーや業務委託で複数の会社の仕事をやることも普通のことだ。
ただ、組織で働いて幸せを感じる人に必要な特性はある。
◆ 目的認識: 個人主観と経験だけでなく、チーム目的を受け入れ編集して考える能力。
◆ 協業意欲: 個人としての技能だけではなくチームの集合知で働く意欲。
◆ 協業能力: 挨拶、返事、お礼、質問、傾聴、説明のチームで働く基礎社会人能力。
◆ 指導能力: チーム内部の後輩、部下の育成やそのPDCAを管理する能力。
◆ 調整能力: 社内外複数の関係先を調整し個人最良解を主張するだけなく、組織最良解を見出す能力。
多くの人を見ていると、自分の専門能力に加えて、
こういったプラスアルファのスキルやマインドがある人は組織で成功するし、
そうでない人は、自分の専門性を生かしたジョブ型のフリーランスで働くほうが幸せそうに見える。
すべては自分の人生観と志で決めていく時代になったようだ。
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