スクールで学べることと下積みからでしか学べないこと


下積みをして仕事を学ぶ


なんてことは、もう古いものとなった。


ビジネスや仕事を学ぶ方法もますます増えて、

それを教えるセミナーや学校なども整ってきた。


たしかに

"理不尽な雑用を強いられるような下積み" は、

もう古いと思う。


しかし、ビジネススクールやセミナーじゃ学べないこともある。



例えば。


ピカソやダヴィンチの絵を解説する人はいる。

時代背景や同時代の画家との関わりなど。


その著名な画家の技法を解説してくれる人もいる。

これも画材や調達など時代背景から始まって、

描き方の手技を教えてくれるだろう。


言ってしまえば、

このようなことは書籍からでもスクールからでも学べる。

単なる知識だからだ。覚えろということだ。


しかし、その画家が、

真っ白なキャンバスの前に立って、

最初の色を置く瞬間に頭の中にあるもの。


息遣いや間。


そして心の状態や取り掛かる前のルーティーンなどからしか知ることができないもの。


こうしたことは、

近くでその人物と時間を一緒に過ごさないと学ぶことができない。



そういった本当のノウハウこそ、

スクールで講師が説明した時点で

単なる知識にしなかならない。


特にその講師が本質を理解していない場合はなおさら。


だから下積みを経験することには意味があるのだ。



僕には何人かのいわゆる弟子がいる。


これまでもビジネスの頭の使い方を教えてきた。


何人かは立派な社長になったり、

重要な仕事で活躍したりしている。


しかし、彼らに教えたことは

すべて口伝や間やタイミングだけだ。


ネットで調べたり、スクールで学ぶことができるような

レベルの話は時間の無駄なので教えない。


クラスルームエリートではビジネスはできない。


"実践で役立つ実学をいかに身に着けるか"

これがどんな仕事においても一番大切だ。